脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術
印象に残った箇所・読みながら思ったこと:
- 時間の使い方は、人生の使い方だ。
- 樺沢先生でさえも最初からできていたのではなく、徹底的に時間の使い方を確認して、毎月2 ~30冊の本を読み続け、毎日必ず文章書き続け、こつこつと地道に長く自己投資を15年以上続けられ、その結果39歳でアメリカへの留学をされ、本も出版されるようになった。
- 10秒以内にファイルが開けるようにパソコンの中をきれいにする。
- 「目標が達成されない未完了課題についての記憶は、感情課題についての記憶に比べて想起されやすい」ツァイガルニク効果→いまだに何年も経つことをトラウマに鬱状態に陥ってしまい、なかなか生活の再建や人生の全前進することができないのは、アスペルガーだとこの効果が結構強い傾向にあるのかな? 納得いかないこと不条理な事態に陥った時に、立ち止まらないような認知行動をできるようにしたい。
- うつ病のように切り替え力が弱い人は、どうすれば良いのでしょうか。→前頭葉のセロトニンを活性化すればいい。具体的な方法は、日光浴びる、リズム運動する、咀嚼する、の3つです。
- 朝に弱い人は脳のゴールデンタイム(起床してから2ー3時間)を全く活用できていないわけですが、1日の半分を失っているのに匹敵。
- セロトニン神経は睡眠時に、活動休止します。つまり、朝起きた直後と言うのは、脳内のセロトニン濃度が0に近い状態なのです。朝起きて、気分が悪い起きたくないもっと寝ていたいと思うのは、セロトニンがほぼゼロなので、当然の反応。カーテンを開けて寝ると朝日が昇り窓から光が入ってきます。まぶたを閉じていたとしても、網膜には光刺激が入ってくるので、緩やかではありますがセロトニン合成をスタートします。
- カーテンを開けて寝ているけれども、あまり効果がないという頑固な夜型の人は、目覚ましが鳴った後、すぐに起き上がらずに、5分間、横になったままでメモを取ったままにしてください。2500ルクスの光を、5分以上浴びるとセロトニンの合成がスタートします。よほど日当たりの悪い部屋でない限り、2500ルクス以上になります。
- 朝が苦手な人ほど、朝食をとるべき。その理由は、咀嚼にある。朝食を食べ終わる頃には、脳が覚醒モードに切り替わる。
- 多くのサラリーマンには、朝起きてから、洗顔身支度、朝食で1時間程度、通勤に1時間の時間を取られるとすれば、会社に着く頃には脳のゴールデンタイムはほとんど残っていないことになります。ではどうすればいいのかと言えば、早起き仕事術しかありません。2時間早く起きて、通勤ラッシュが始まる前の電車に乗り、座席に座って楽々と読書をし、会社近くのカフェで、自分の時間を活用するという方法です。
- 仕事をスタートしたときに、その最初の時間で何をするべきなのでしょうか。まずは時間の割り当てを決めることです。重要度、緊急度、集中度(集中力が必要かどうか)で優先順位の決定。
- まずは週一回の運動の日と決める。
- 7ー8時間は寝ているのに疲れが取れないと言う人は寝る前に食事をしていると言うケースが多い。
- 脳科学に基づく最高の1日:7時から9時(脳のゴールデンタイム→読書等の自己投資)、9時から12時(集中時間)、12時から13時(セロトニン)ランチ、13時から16時(仮眠をしたり場所を変えてこまめにリセットしながら仕事)、16時から18時(ノルアドレナリン→ラストスパート)、18時から19時(脳をリセット→運動)、19時から21時(脳のゴールデンタイムに2 →自己投資)、21時から23時(オキシトシン→リラックスタイム)、23時から7時(メラトニン→ 7時間以上の睡眠)
- 30分とは、集中時間15分が2単位→正確には2つの仕事をこなすことができます。
- 多くの人は大事な決断は、時間をかけたほうがいいと思うけど、それは誤りです。ファーストチェス理論と言う考え方があります。
- 樺沢先生は月に20ー 30冊ほどの本を読んでいますが、すべて移動中に読みます。
- 電車で移動中に読書をしたらアウトプットをするのは困難なので、家に帰ってから、SNSやブログなどに、読み終わった本の感想や気づきを書きます。
- 仕事のto doリストを入れた多いと思いますが、遊びのto doリストを書いている人はほとんどいないでしょう。