Lost in Translation: An Asperger in Tokyo zashikiwarashitanのブログ

アスペルガーである自分が、座敷わらしのように自分を歓迎して大切にしてくれる数少ない人々に繁栄と幸福をもたらす存在になって、残りの人生を有効に生きるため、日々試行錯誤したことを記録するただの自分用ノート代わりの日記

江島杉山神社・杉山和一記念館

鍼灸あん摩博物館 - すみだ3M運動

・杉山和一先生がいらっしゃらなかったら、いくら鍼が細くなったとはいえ、今でもブスッと痛い鍼灸だっただろう。(看護師さんによって、注射の痛さにかなりばらつきが生じるみたいに。)

・障害を抱える自分のことだけでも正直毎日大変だっただろうに、世界で初めての視覚障害者の自立を後押しする学校を作って教育を行って、鍼灸・あんまの地位をここまで引き上げられた。

・何より、何年も修行して目が出ずクビになってしまったのに、そこで諦めず、断食して洞窟に籠もられ、管鍼法のアイデアを得てからも、修行を続けられ、将軍様の病気を直して気に入っていただけるまでの実力を身につけた精神力、スゴすぎる!

・気にってくれた綱吉公からいただいた土地を、神社と障害者教育の場にし、障害を持つことの苦難によって卑屈になるどころか、いつまでも障害感謝と初心の心を忘れない人間性がすごい!!

・江戸時代と綱吉公のイメージがとても変わった。

・綱吉公と奥様の書く文字から、見るからに素直でいい人そうなのが伝わった。

・生類憐みの令という言葉だけしか、学校では習わなかったけれど、その背景や綱吉公が障害者や子供などの弱者がもっと生きやすいような社会をと考えて、行動していらっしゃったことを初めて知った。

・江戸時代は、障害者も一般社会の一員として生きていくことができるよう社会システムやサポート、考え方があって、今より尊厳を持って、生活していくことができたのだろうな、と感じた。

社務所の方や記念館内にある鍼灸院の先生方とても親切で、無料で丁寧に詳しくガイドしてくださってありがたかった。

・洞窟ちょっと怖かったけど(午前中明るいうちに行って良かった)、インディ・ジョーンズみたいな雰囲気で、白蛇をお供えしたり、初めての体験で面白かった。

・神社内で鍼灸も受けられるみたいなので、今度受けてみたい。