Lost in Translation: An Asperger in Tokyo zashikiwarashitanのブログ

アスペルガーである自分が、座敷わらしのように自分を歓迎して大切にしてくれる数少ない人々に繁栄と幸福をもたらす存在になって、残りの人生を有効に生きるため、日々試行錯誤したことを記録するただの自分用ノート代わりの日記

インプライド・ボラティリティを値幅に逆算する

cc.minkabu.jp

直近のLXVXは54.31%(2019年2月12日時点)となっていますが、この数字には一体どういう意味があるのでしょうか??

LXVXは今後30日間のインプライド・ボラティリティを元に算出されています。

従って、この54.31%という数字は、市場参加者による今後30日間のBTCUSDの変動の範囲の予測を示していることになります。

 

LXVXを√を用いて「%」から「値幅(USD)」に逆算すれば、市場参加者によるBTC相場の予測値を簡単に推計することができます。

先ほどは√12で割ることで月間(約30日間)の値幅を推計しましたが、√2で割れば半年間の予測値幅を推計ができます。√365で割れば1日の予測値幅も推計できる。

①まず最初に、年率表記で表されているLXVX(54.31%)を√12で割って月次ベースに変換しましょう。

54.31% ÷ √12 = 15.68%

↑市場参加者が向こう30日間で予測しているBTCUSDの上昇率及び下落率

 

②次に、現在の実勢価格(3650ドル)に上記①で計算した15.68%を掛ける。

3650ドル × 15.68% = 572ドル

↑市場参加者が向こう30日間で上下572ドルずつの値動き(範囲)を予測している

 

③上記②で計算した572ドルを現在の実勢価格に加減する。

上限: 3650ドル + 572ドル = 4222ドル

↑LXVXから導き出された市場参加者の今後30日間のBTCUSDの上限の推定値

 

下限: 3650ドル – 572ドル = 3078ドル

↑LXVXから導き出された市場参加者の今後30日間のBTCUSDの下限の推定値

 

つまり、現在のLXVX指数の54.31%という水準をイメージし易いように言い換えると、「市場参加者による今後30日間のBTCUSDの値動きの範囲は上下572ドルずつ、予想レンジにすると3078ドル~4222ドルである」と言う事ができるのです。